藤井聡に対する「公権力からの圧力」の経緯

平成27年1月27日(午前)に「大阪都構想:知ってもらいたい7つの事実」というメルマガ記事(購読者3万人弱)を配信いたしました。

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/

このメルマガ記事は、極めて淡々と事実のみを記載したものでしたが、その直後から、様々な「言論封じ」「言論封殺」の「圧力」が、「公権力者」側から直接、(大学、TV局、国会等を通して)間接にかけ始められました。

以下、その事実的経緯を、記載いたします。

(1)大阪市長がツイッターで「バカ」「嘘八百」などと罵倒を始める(H27年1月27日 午後~)

(2)大阪市長橋下市長の「市長記者会見」で「本当にどうしようも無い学者」と罵倒、ならびに非難(平成27/1/29~)

(1/29)
12:11〜
やっぱりね、事実じゃない事を言うね、その学者とかはね、やっぱりこれはきちんとね、表で、あのー言っていかなきゃいけないなあと思ってですね、例えば、あのー大阪市の市税、2,000億円ぐらいですか、これが調整財源の一部として、大阪都庁のほうに行くって事がね、市の外部に流れるっていうふうに捉えるのかどうかですよ。だってあれ、仕事と一緒に行くんだから。だかっ、協定書の中でもしっかりと仕事と一緒にね、あのーその2,000億円のお金、特に、今の大阪市の、既に発行してるその大阪資財の償還、償還財源分としても渡していくわけです。大阪市のこれまでの過去の借金の返済分として、一回大阪府のほうに預けるお金とかも入ってるわけですよ。大阪市以外のところにばら撒かれてね、それが千早赤阪村のところにねぇ、あのー何か使われるみたいなね、こ~れはアレですよ、集団的自衛権か何かやったら、直ぐに徴兵制になるとか、もうそ~んなね、話と同じぐらいのデマをしかも、政府のおーその関係者がねぇ、えー政府のある意味ポストを持ってるような、肩書きを持ってるような学者がね、そ~んな事実誤認というか、嘘八百言って良いのかって事です

⇒ ここで「デマ」「嘘八百」と断定されている「2000億円」の問題については、その後、デマでも嘘でも無い旨を論証し様々な記事を公表し、その上で、下記の要に、それら論集のどこが間違っているのかの反論を「公募」したところ、未だ、その内容を「論駁」した反論は、筆者目にしていない。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/02/17/fujii-132/

16:02〜
そもそも今の、あの人もねぇ、何をもう、もう反対の為のね、もう粗探しをするもんだから、も論理がもう破綻しまくってる。
16:45〜
まぁ、ああいうちょっと、ほんとにどうしようもない学者がね、ああいうふうに色々言うんだったら、ちょっとしっかりねぇ、ええ、抗議も含めてしないといけない。やっぱり内閣の参与っていうポジションがあるんだから、維新の会から抗議文と公開討論の申し入れ、あのーやるように指示を出して、あのーもう文書作って事務局からあのー出しました、ええ。だから、あの藤井ナントカっていう人ね、内閣参与っていう立場で、政府の立場なんだから、ちょっと堂々と出て来てもらって、僕と公開討論してもらいたいと思いますけどもね。

⇒この頃から、大学に抗議の電話、メール、書簡が多数届く事態となる。

(3)大阪維新の会・松井幹事長名義で、(公開討論の申し入れという名の)「激しい憤りに基づく抗議文書」が藤井個人に送付される(2/2受け取り、2/10期限と記載)

⇒その後、藤井は、この(公開討論申し入れという名の)抗議文書に返信しない声明を公表。(2/2)http://satoshi-fujii.com/150207-2/

(4)維新の党・松野幹事長名義で京都大学の山際総長へ、「藤井教授が国民の税金で研究活動を託される人物として適当なのか貴大学の考えを述べられたい」「10日以内に文書による回答を求める」という文書が送られる。(平成27/2/6付け)

⇒ この文書で指摘されている2年3ヶ月前の藤井発言については、下記に、藤井からの見解が表明されている。

「なぜ私、藤井聡は『橋下徹』という一政治家に対して、ヘドロチックという徹底批判を『2年以上昔』に展開したのか。」 http://satoshi-fujii.com/150208-2/

(5)在阪TV各局に、藤井のTV出演についての「圧力文書」の送付(平成27/2/12,2/16)

維新の党の松野幹事長から、各TV局への申し入れ(2/12)

「大阪維新の会反対、大阪都構想に反対の象徴として位置づけられている藤井氏の存在が広く周知されること自体が、大阪維新の会、大阪都構想について反対している政党および団体を利することになる」が故に「選挙および住民投票を歪めることのないよう、放送局として自覚を求める」という、実質的に藤井をTVに出すなという趣旨の圧力の発生が明白な文書を送付。

 

維新の党の松野幹事長から、各TV局への申し入れ (2)(2/16)

「テレビ番組などでは中立を装いながら言動不一致である藤井氏の行動は有権者および住民投票を大きく歪める事になり得ると考え(中略)各放送局におかれましては、再度今後住民投票が終了するまで各報道姿勢にご留意いただきたくお願い申し上げます。」という、実質的に藤井をTVに出すなという趣旨の圧力の発生が明白な文書を送付。

 

⇒ なお、この文書で維新の党が指摘している会合には、藤井は結局参加していない。

⇒ 「中立を装い」という点について、藤井は下記見解を表明

「「中立偽装」報道における事実誤認について「遺憾」の念を表明します。」

http://satoshi-fujii.com/150310-4/

⇒ なお、上記申し入れが、週間新潮に掲載された後の3/9に、これら文書が維新の党HPにて公開される。
https://togetter.com/li/791111

(6)「京都大学を既得権益と位置付け,正していく」と、維新の党の党大会での最高顧問としての演説の中で宣言(2/22)

「僕はこれ個人の意見ですから。党の意見じゃないですよ。今から個人の意見で言いますけども、京都大学を既得権と、僕は位置付けさせてもらいたいと思いますね、ええ。」

「これをそらもう、おー学者の世界でそら権威なのか、何か知りませんけども、なんか勘違いしてる、あの京都大学だけは。僕は、ライフワークで既得権益者というふうに位置付けさせてもらいましてね、僕のこのライフワークってのは相当しつこいですから、ええ。やっぱり、ああいうねぇ、ちょっと勘違いしてるところは、相手がどうであろうと、しっかり正していく。

(7)記者会見で、藤井がレギュラー出演している「正義のミカタ」を非難、ならびに、質問状(「貴社は同氏(藤井)は「中立」だとの認識ですか?」等)の送付。(3/5)

※「中立」については、下記の声明をご参照ください。

http://satoshi-fujii.com/150310-4/

(8)大阪維新の会松井幹事長から藤井にタウンミーティング参加依頼(3/6)

■その後、藤井が書面を受け取る「以前」に、維新の党HPにて,当該文書を自ら公開(3/9)

■さらに、維新の党松野幹事長から京大総長へ「藤井にタウンミーティングに参加依頼をした、でるように指示するように」と依頼文を送付(3/6)(かつ、当該文書を、維新の党HPにて,3/9に公開)

http://satoshi-fujii.com/20150306.pdf

(9)国会にて、維新の党衆議院議員から内閣・政府各関係者(下村文部科学大臣・総務省・国交省)に対する、藤井の言動に関しての国会質問。(3/10~)

■衆議院予算委員会第四分科会 維新の党 足立康史衆議院議員 藤井の言動に係る「京都大学の使用者責任」についての質問(下村文部科学大臣らが答弁)(3/10)
https://www.youtube.com/watch?v=8qRULDY0khU

■衆議院予算委員会第二分科会 維新の党 足立康史衆議院議員 藤井が出演している朝日放送テレビ番組の適正さ公平さについての質問(総務省が答弁)(3/10)
http://www.youtube.com/watch?v=kqMClP5W1b4

■衆議院国土交通委員会 維新の党 足立康史衆議院議員 藤井が出版したインターネットジャーナル現代ビジネス記事「都構想で大阪がダメになる」の内容妥当性についての質問(国交省が答弁)(3/20)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=44626&media_type=fp

~現在に至る~