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佐々木氏は以前、藤井と同様のロジックで「特別区を廃止して、東京市を作れ」と主張していました。

ちょっとしたニュース、のご紹介です。

当方を徹底的に批判していた佐々木氏ですが、実は、大阪市特別顧問に就任されるはるか昔には、当方と全く同様に、

「東京23区」は、都区制度を廃止して『独立」させ、
『政令指定都市」にすることが望ましい!

と主張しておられたようです。

『東京都政』(岩波新書)という彼の書籍の中で(今、私の手もとにあります)、

「各区を大都市地域にふさわしい新しいタイプの基礎的な自治体として自立させる方向が、区の地方自治にとっては望ましい。(中略)一つは二十三区を八つぐらいに再編し、それぞれを100万程度の政令指定都市にする方向が考えられる」(P207)

とのこと……そして、その根拠として述べられているのが、なんと、

「制度上、区は特別地方公共団体という地位にとどまり、都区関係に集権的な構造が残っている。」(P206)

という点。つまり、都区制度では、財源と権限が都に集中しすぎて、区の財源・権限が低すぎるのが問題だ、と主張しているわけで、「だから」、都区制度をやめて、政令市にせよ、と論じていたわけです(「事実3」「事実4」などと言ってどこかでよく聞いたロジックですね)。

さらにさらに、恐るべきことに、佐々木氏は次のようにも提案しています。

「さらにいうと、この際、「東京市」の復活も構想すべきではないか。」(P208)

!衝撃的!

これは、まさに(掟破りの「逆サソリ固め」ならぬ長州力も真っ青な)、掟破りの「逆都構想固」め、なご主張。

何といっても、筆者は「7つの事実」においてまさに、この点を「事実6:東京23区の人々は、『東京市』が無いせいで『損』をしている」にて論じていたのですから。

しかも佐々木氏は、その事実6に対して、

「いったい、どういう論拠と文脈でそう言えるのか」

と超・直接的に超絶に激しく批判しておられたのですが….ひょっとすると岩波新著に書かれたご自身の論説を忘れておられるのかもしれませんし、他の(特別顧問な?)理由があるのかもしれませんし……とはいえそれについては、佐々木が藤井批判時に確実に大阪で着任されていた役職に免じて「特別」にさておくこととして、佐々木氏は実は、特別顧問の役職をかなぐり捨てた心の底では、ひょっとしたら藤井と同じ考えだったのかも、というお話でした。

以上、ちょっとしたニュースのご紹介まで!

追伸:うわさでは、藤井批判論文の第三弾を配信した3月31日付で、佐々木氏は特別顧問を辞めになったとのこと。急におやめになったので、役所の方も驚いている、という噂も伺いました。ちなみに、下記メッセージで、佐々木氏が特別顧問という役職を書かないままに、大阪市が推奨する都構想を擁護する論陣を張っていることの「問題」を「指摘」したのは、退職されたといわれている三日前の3月28日でした。
http://satoshi-fujii.com/150329-6/

いずれにせよ、もし本当に退職されたのでしたら、長い間、お勤め、ご苦労様でした。