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橋下氏が大阪会議を「ポンコツ」と揶揄するのはデマです。その理由を説明します。

大阪の府と市の間の各種調整を図る会議として、設置された

 「大阪会議」

について、橋下市長は、会議で議論が進まない事をして「ポンコツ」と揶揄しています。

しかし、この件については、既に昨日の「おはようコール」でも解説差し上げましたが、橋下氏の主張は間違っているとしか思えません。

そもそも、(橋下氏と同様に大阪会議を)クルマに例えて言うなら、現在、クルマがあまり調子よく動かない状況ですが、その理由には、
 (1)クルマがポンコツだから   
 (2)クルマの運転がまだ始められていないから
という二つの理由が考えられます。

そして今、大阪会議のこれまでの展開を見てみますと、どこをどう見ても、(2)の「クルマの運転が始められていない状況」です。

むしろ、橋下氏や松井氏がクルマの運転を妨害するような行為を繰り返していると批判されているくらいです。

にも関わらず、クルマが動いていないからといって「ポンコツだ!」と喧伝するのは、悪質なデマであるとしか思えません。

一人でも多くの有権者、公衆の皆さんに、橋下氏の「ポンコツだ!」というデマを垂れ流す報道のみでなく、こうした冷静な「ミカタ」(解説)もまた、お伝え差し上げてください。