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「維新・足立議員」の国会質疑に基づく主張の不当性について

当方のHP「大阪都構想を考える」の「藤井聡に対する「公権力からの圧力」の経緯」
http://satoshi-fujii.com/pressure/
でも紹介していましたが、

維新の党の足立議員が、国会で、藤井の「都構想で大阪がダメになる」の記事内容が「許しがたい」「デマ」であるが、政府はいかがお考えか、という質問を30分以上にわたってしておられます(3/20)
https://www.youtube.com/watch?v=ZCxQ_W6o5A0

そしてその後、この質疑で得られた、国交省の都市局長の発言の一部を引用しながら、BLGOSというネットサイトで、「二流学者」(引用)などと呼称しつつ、激しく藤井を批判しておいでです。
http://blogos.com/article/108489/

今、この記事に対する対応を改めて検討しているところですが、言うまでも無く、この足立氏の指摘(藤井がデマを言っているという断定、局長が藤井にだめ出しをしたという断定)は、明確に、事実と異なる不当なる主張です。

詳しくはおって原稿を何らかの形で公表させていただきますが、一点だけ、明白な詭弁がございましたので、その箇所についてまとめた解説だけ、ここにご紹介しておきたいと思います。

(以下、準備中原稿より抜粋)

『 ただし最も卑劣な詭弁は、次の答弁に関する足立氏の議論です。足立氏は、自身の言句で、局長答弁として、次の言葉を紹介します。「これまで政令市において行っていた都市計画に係る事務の一部が、特別区設置後に都において行うこととなった場合は、事務の内容や分量に見合った適切な執行体制を整備すること等によって、適切な事務執行が継続される」。

この言葉を素直に読み解けば、局長が、都構想に移行しても適切な事務執行が継続されると「断定」しているかの様に読み取れることになります。そして事実、足立氏はこの「指摘」をもってして、当方の「都構想で都市計画の技術力、ノウハウが毀損する」という議論に対して、当方を「二流の学者」(引用)と呼称した上で、局長がダメだししているとの趣旨を述べておられます。

しかし、この引用は極めて悪質な「切り取り」です。正しくは、上記動画をご覧いただければご確認いただけますが、局長は次のように述べているのです。「これまで政令市において行っていた都市計画に関わる事務の一部が特別区設置後に都において行うこととなった場合は、事務の内容や分量に見合った適切な執行体制を整備すること等によって適切な事務執行が継続されることが大変重要である。」

お分かりいただけますでしょうか?足立氏は、どういうわけか「ことが大変重要である」と言う言葉を削除しておられるのです。

言うまでも無く、「継続される」という言説と「継続される事が重要だ」という言説では、天と地ほどに意味が異なります。重要でも出来ないことがあるからです。つまり局長は、「事務が継続できる」と言っているのではなく、「継続することが重要だ」と言っているに過ぎないのです。それは筆者も全く同感です。ただ筆者は、その重要な事が出来なくなってしまうのではないかという懸念を、協定書に基づいて表明しているに過ぎないのです。そして局長は筆者のその指摘を一切否定してはいないのです。にも拘わらず、足立氏は、鬼の首でも取ったように、「局長がダメだしをした」と喧伝しておられるわけです。』