2015.06.08
中国経済の危機だけでなくギリシャ危機もまた心配しなければなりません
中国のバブル崩壊に並ぶ、もう一つの巨大な「日本経済に対する驚異」はもちろん、ギリシャ危機、です。
この週末、ギリシャ経済の分析を続けてこられたアナリストの豊島さんとTVでご一緒し、その前後にいろいろとお話をお伺いしましたが、近い将来にもギリシャ離脱の可能性も十二分にある、とのこと。
ギリシャ離脱は、おそらく来年以降ではないかと考えていましたが、最新の状況を確認するなら、確かに直近の可能性も十分にあるものと思います。
ギリシャの破産は、ギリシャにカネを貸していた人々/国々に巨大な損失をもたらします。そしてそれば、世界的な破産連鎖をもたらす危機を生み出し、日本もその「経済災害」の直撃を受けることになります。
早急に、「経済強靭化策」を図らねばなりません。当方は、「消費税率のあり方」についての議論に加えて、外需依存を減らし、国内の民間の安定的な投資を促すためにも、(ワイズスペンディングの理念に基づく)「アベノミクス投資プラン」を大至急策定することが得策であると考えます。