メディア問題:今、メディアには「橋下氏に対する事実的論評すら許さない空気」があります。|藤井 聡

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メディア問題:今、メディアには「橋下氏に対する事実的論評すら許さない空気」があります。

今、メディア界には、都構想や橋下氏を報道するにあたって、なにやら得体の知れない「空気」があるのを感ずるのは、筆者だけでしょうか?

例えば、
http://www.sankei.com/politi…/…/150518/plt1505180052-n1.html
にあるような発言があると、

「敗者をこき下ろすなんて許せない!」

というつっこみがすぐに入れられているようです。

(※ ただし上記ご発言は、「こき下ろす」ものではなく、「しょうがない」という「事実」に言及したに過ぎません。「こき下ろす」という表現をつかったのは、メディア側=産経新聞さんです。「こき下ろす」という言葉を使うから、ハレーションが起こって、結果、その「事実」すら言いずらくなって、最終的に全体主義的圧力が生じてしまう。。。と言えるのではないかと思います。とにかく、メディアには発言しずらくさせる「無用なあおり」は是非とも、やめていただきたいと思います!!!)

ただし、 「敗者をこき下ろすなんて許せない!」というツッコミは、「表面的な理由」 を口にしているに過ぎないように思えます(全員、というわけではないでしょうが)。なぜなら、もしも、結果が「逆」で、仮に僅差であっても「賛成多数」であったなら、徹底的な敗者に対するバッシングが始まっていたであろうことは間違いないだろうからです。

そもそも、都構想反対論者に対する「誹謗中傷」の中には、

「おまえら、どうせ、負け組になるねんからな!」

というものがあったのは事実です。(例えばこちらを参照ください。  https://www.youtube.com/watch?v=eYESd_YVikQ&feature=youtu.be 。あるいは当方に対しては、「橋下さんに刃向かうなんて、後でどうなってもしらんでぇ…」という様な暴言がしばしばありました。文字通りの脅迫、ですねw)

ですから、実際に「反対派が負け組」になったとすれば、そういう人々は間違いなく、
「ざまぁみろ!!」
と、徒党をくんで、さながら「いじめ」のように叫ぶバッシングを始めたに違いありません。その時、彼らに、

「敗者をこき下ろすなんて許せない!」

なんて反論をしたところで、彼らはその言葉に耳を貸すとは思えません。

それを思えば、今、 「敗者をこき下ろすなんて許せない!」 という空気が存在しているのは、 「実際に」皆がそう思っているからということ「だけ」が理由なのでは無く、何か「別の理由」があるからだと考えざるを得ません。

では、その別の理由とは一体何なのでしょうか?例えば、「おまえら、どうせ、負け組になるねんからな!」とか「橋下さんに刃向かうなんて、後でどうなってもしらんでぇ…」とうそぶいていた方々は、

「せっかくもうちょっとで都構想が実現できたのに、
よぉさん反対しやがって….おもしろくねぇ」

というのがホンネだが、それを口にはできないので、とりあえず、「敗者をこき下ろすなんて許せない!」 とおっしゃっているだけなのかも知れません。

いずれにせよ、そんな「重苦しい空気」が存在する中、その空気をもろともせず、上記記事のような発言がなされたということは、

「得体の知れない空気を打ち払う」

ためには、重要な意味があるものと考えます。

以上、ご紹介まで。