「100日言論戦」がわたしたちにもたらしたもの。|藤井 聡

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「100日言論戦」がわたしたちにもたらしたもの。

皆様、おはようございます!

今朝はみなさま、いかがお過ごしでしょうか、当方はいま、内閣官房に登庁するため、東京に向かう新幹線の中におります。久々に、「100日言論戦」ではない一日が、それこそ100日ぶりに始まりましたねw

朝目覚めて、はたと前を向きますと、大阪、京都、東京でなすべきこと、そして日本全国のそれぞれの地でなすべきこと……100日前と「同じ」ように、山のように積みあげられています。

でも、この「住民投票」の前と今では、少しだけ違っていることがあります。

それは、大阪の方々が、そして私たち日本国民が皆、「ペンは剣よりも強し」つまり、理性に基づく「言論」や「議論」が具体的な力をもち、それこそ状況を「Change」させることがある、という共通体験を持つことができたという点です。

それは、カネとチカラと弁舌さえあれば、理や義が無くともいくらでも政治や社会を動かすことができる、今の日本はそんな国になり下がってしまった……そんな風に多くの国民が諦めかけていたこの現代日本で、「ひょっとするとまだ、完全にあきらめなくても良いのかもしれない」と僅かなりとも思わせる、そんな種類の共通経験でした。

そしてその間、本当に色々な方々が、今まででは考えられないような色々な方々と話し合い、協同し、苦楽を共にされたものと思います。

当方も、このFacebookの皆様方はじめ、この100日言論戦の中で、はじめてお目にかかり、はじめて共同させていただいた方々が、本当にたくさんおられました。

これこそが、理と義を軸とした自由社会であり、市民社会なのかもしれない、と改めて感じました。

そこには、理性と理性あらざるものという「上下」が仮にあったとしても、
「左右」
の別は無いのです。

ですから、こうした理と義の成功体験の共有と、それによって活性化した自由社会、市民社会は、皆の力で上手に育てていくことができれば、次につなげていくことができるのではないかと思います。

理性と理性あらざるものとの戦いはこの100日言論戦が終わった今日もまたあらゆるところで繰り広げられているとしても、今、わたしたちには、100日前にはなかった小さな一つの成功体験と、当時よりは僅かなりとも活性化した自由社会、市民社会を手にしているのではないかとも、感じるわけです。

だから、100日前の私たちと今日の私たちは、ほとんど同じように見えて、ほんの少しだけ違っているのではないかとーーー思います。

・・・・さて当方、とりあえず今日は東京でいろいろな問題にとりかからねばなりません。

そして大阪では、大阪市民の皆様がお守りになった大阪市の「自治」を活用し、この投票に際してできてしまった賛成派反対派の間のわだかまりを乗り越え、すべての大阪市民とあらゆる日本国民が協力しつつ、活力ある大阪を作り上げる取り組みを、まさに今日から作り上げていかなければなりません(当方ももちろん、そんな取り組みには、できるだけのことをできるだけ、協力させていただきたいと思います!)。

重ね重ね、この100日間、ありがとうございました。皆様のお力がなければ、この言論戦を最後まで続けることは絶対に無理だったと思います(本当にありがとございました!)。

では今日から、100日前よりは、ほんの少しだけ自信を持って、一つ一つの問題に、取り組んでまいりましょう(※ 本Facebook上では、これからもいろんな情報、メッセージ、提供させていただきます)。

ついては皆様、今日からもまた、どうぞ一つ、よろしくお願いいたします!

追申:今日夜10時からは、まさにこの言論戦の最大のテーマであった「全体主義」を描いたアニメ「イブセキヨルニ」(http://kai-you.net/article/16825)の解説ニコ生に、作者のさかきさん、監督の平松さんと登壇いたします! 当方はもちろん、思想的、実践的な視点から、デマとウソと詭弁とふわっとした空気にまつわる「全体主義」についてお話したいと思いますw ご関心の方はぜひ、ご視聴ください!