維新分裂劇は「どっちもどっち」でなく、橋下氏側が反社会的なイチャモンをつけて いるようです(いつものパターンです)。|藤井 聡

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維新分裂劇は「どっちもどっち」でなく、橋下氏側が反社会的なイチャモンをつけて いるようです(いつものパターンです)。

なんだか、維新の党の「分裂劇」は、執行部側も、新党側も、どっちもどっち……みたいな言い方がされていますが、全然違うようです。

思い起こせば今年の2月、「ちょび髭生やしたヒトラー」だの「ヘドロチック」だのといったキーワードを「言いあっている」かのように産経新聞、スポーツ新聞などの「煽り記事」で紹介され、そのせいで、

 「どっちもどっち」

の様な言い方をされ、まったく持って心外であったのを思い出します。言うまでもなく、当時の状況は、公権力者=橋下維新からの徹底的な言論弾圧と闘っていたのが実態だったからです(しかも当方の発言は2年以上前のものでした)。

当方、維新の党の執行部のメンバーを持ち上げる気はさらさらありませんが、下記の柿沢氏の供述は、実際のものなのではないかと思います。

だとしたら、「どっちもどっち」じゃなくて、「反社会的な人々と関わりを持ってしまったことで、イチャモンをつけ続けられている」という状況にあるのが、真実の姿なのであろうと、想像いたします。

国民の皆様。是非、冷静に状況を把握なさってください。

(以下、柿沢氏の発言の抜粋です)
「端的に言ってしまえば、今の橋下さんは、自分の都合のために嘘をついて、イチャモンを付けているに過ぎません。全く無理筋の要求を突き付け、(維新の党の)執行部を困らせ、騒ぎを大きくしようとする。当初は分党を求め、今でこそ解党すると言い出しましたが、こんな騒ぎを続けてもしょうがないから、幾らか貰って解決するつもりだった。これでは、強請(ゆす)り、たかりをやっているのと同じではありませんか。」

「今回の騒動では、一旦言ったことを縦横無尽に引っ繰り返したり、ゆがめたりして、嘘八百で塗り固めながら正当化しようとしている。」

「私も政治家としての橋下さんの業績は評価しています。ですから、嘘つきの強請り、たかりの世界に行ってしまったことは、残念でなりません。」

「つまり、交渉の分が悪くなった途端、自分で自分の言っていることを引っ繰り返す。言わば、嘘八百の世界。今の橋下さんは、ご都合主義の屁理屈を振りかざす嘘つきなのです。」

「橋下さんは、表向きお金(分党による政党交付金)はいらないと言っています。その一方、大阪側のメンバーは維新の大阪本部に立て籠もって、通帳と印鑑を握りしめている。で、橋下さんは、そういう人と自分は違うと言いたいのでしょうが、どうやら大阪側のメンバーは、逐一、法律家である橋下さんの指示を仰いで行動しているようです。こんな詭弁は許されません。自分だけはカネに汚くない、とする悪質な印象操作です。」

・・・・以下、本件についての当方の個人的解釈論を解説いたします(下記は文字通り、当方の学者としての個人的見解以外のなにものでもありません)。

そもそも今回、「橋下」という存在を「活用」して党勢を拡大しようとしたのは、「結いの党」(非大阪系維新)の面々です。

しかし……橋下氏は、「結いの党」の面々と連携するのでなく、敵と見なしてこき下ろした方が得策だと判断した途端、徹底的に彼らを潰しにいったわけです。

……しかし、こういう橋下氏の振る舞いは、これまで大阪で何度も繰り返されてきたことは、大阪の事情をよく知る人々は皆理解しています。

最初は、橋下氏は大阪自民の世話になったものの、あっという間に彼らを使い捨てる所業にでます。

大阪市長の平松氏も最初は連携するそぶりをみせながら、あっという間に平松氏を使い捨てるかのように、こき下ろし続けます。

国政政党になってからも、立ち上がれ日本(太陽の党)と連携しておきながら、やはりあっという間に使い捨てる。

そして、今度は、「結いの党」の面々に対してこれを行っているのです。

……ところで今、橋下維新に、東京方面から秋風を送っている人々がおられます。

その「人々」の振る舞いを、橋下氏に使い捨てにされた方々は、全員同じ思いを持って見つめ続けています。その同じ思いというのは……

「あぁ、また例のパターン。きっと、『俺たちなら、橋下達をうまく利用できるに違いない』なんておもってんだろうなぁ….でも、どうせ使い捨てられるのは決まってるのに、全然分かってないんだなぁ、あの人たち……まぁ、使い捨てにされて、メチャクチャにボロボロニこき下ろされた時にはじめて、俺たちの気持ちを分かるのだろうなぁ……ホント馬鹿な連中だ」

「橋下維新に、東京方面から秋波を送っている人々」が、自分たちだけで勝手に凋落してくれるのなら、良いのですが、そうでなくて、日本国家そのものを道連れにされてしまえば元も子もありません。。。。

そういう最悪の未来が訪れないことを、心から祈念したいと思います。