「二重行政の解消が重要だ!」という政治家の主張は、学術的にはデマの類です。|藤井 聡

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「二重行政の解消が重要だ!」という政治家の主張は、学術的にはデマの類です。

まったく愕くべき事ですが……大阪ダブル選で、府民のみならず、「都構想」で一定程度学習したはずの市民ですら、

  最も力を入れて欲しい政策は「二重行政の解消」

だと、考えているようです!

何度も繰り返しますが、「二重行政」というものは、ほとんど存在していないのが実態なのです! あってもせいぜい1~数億円。それは、橋下氏も既に記者会見で実質的に認めている事実です。

具体的に言うなら、病院、体育館、図書館、上水道、大学など、あらゆる側面で「無駄な二重行政の存在」が疑われて、あれこれ数年かけてチェックされ続けましたが、どれもこれも「無駄」なものはほとんどなく、きちんと機能分担がなされているものが大半なのです。

つまり、「二重行政の解消が重要だ!」という政治家の主張は、学術的に言えば、100%間違い無く、
   
   デマ
   プロパガンダ

にしか過ぎないのです。

……ということは、5.17前にさんざん、情報発信して参ったのですが……まだまだ、その真実が、有権者の皆さんには広がっていないようですね……誠に残念なことですが、適正な有権者判断を導くには、再びここから、「真実」に基づく情報発信が必要なようです。

ただしその前に、「新聞社」なら、上記の話は既に知っているだろうに、なぜわざわざ、デマにしか過ぎない「二重行政」を選択肢の一つに入れた調査票をつくったのか……というところも、大いに問題ですね。そういういい加減な態度が、誤ったデマを固定化させてしまっている重要な原因とも言えそうです。