2015.05.15
「なんだかよくわかんねえけど、とにかくやるんだよ」←絶対に許してはならない態度
極めて理性的な論説です。
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「文楽を圧迫し、オーケストラを冷遇し、大阪に根付いた原大阪的な要素を台無しにしている。それでいて、道頓堀プールみたいなケチな仕掛けで、日本代表のメガシティー「TOKYO」に一騎打ちを挑んでいる。
もっとも、この一見無謀なチャレンジを、「壮挙」と見る見方もある。
昔ながらの少年マンガのストーリーで言えば、
「どうせぶつかって行くなら相手はデカいほど良い」
ぐらいなセリフが、主人公の師匠筋から出てくる局面だ。
で、マンガだと、その無謀な挑戦を通じて、勝っても負けても、主人公は必ず成長することになっている。
でも、現実はマンガではない。
無謀な挑戦は型通りの敗北につながり、型通りの敗北は、とりかえしのつかない結果をもたらす。
それでも
「なんだかよくわかんねえけど、とにかくやるんだよ」
と、マンガの主人公は「気合い」ですべてを片付けようとする。
この態度は、最近の言い方で言えば、ヤンキーのしぐさに近い。少なくとも、為政者のマナーではない。
「とにかく一回ぶっ壊さないと話がはじまらない」
という議論の進め方も、政治を語る文脈の中で出てきて良い話ではない。
あまりにもばかげている。」