2015.05.09
政治家のみならず「顧問」までもが悪質な「デマ」(の疑義が濃厚です)
数少ない都構想推進の「学者」でもあり、大阪市特別顧問でもある(つまり都構想については利益相反の疑義が払拭できない)上山氏が、次のようにつぶやいておられます。
「関西の首長が次々「都構想賛成」を表明」
https://twitter.com/
しかし、これはかなり悪質な「デマ」(である疑義が濃厚)です。
上山氏は「神戸市長、大津市長、奈良市長、和歌山県知事のほか橋下氏と伊丹問題で対立した兵庫県知事と広域連合に反対していた奈良県知事が「賛成」表明」と言っています。
このつぶやきは「http://www.sankei.com/west/
・兵庫県知事→一定の理解 (賛成とは言ってない)
・神戸市長→住民投票は意義がある (賛成とは言ってない)
・奈良県知事→行政効率化の姿勢に好意的な意見(やはり賛成とは言ってない)
とのこと(奈良市長は、当方は確認できませんでした)。
ちなみに、上山氏が言う首長の中で賛成と読み取れるのは和歌山県知事と大津市長、っていう、政令指定市では無い首長だけ。しかも、大津市については、「市に権限を移すべき」という(府県の立場から見れば)「都構想と真逆」ともとれる意見もおっしゃっています。
で、政令市の県と首長を対象にしたアンケートでは、兵庫県知事、神戸市長も含めて都構想に賛成はゼロ(二回も結果が出てる)。っていうかむしろ反対。一番前向きな神戸市長でも、賛成じゃ無い。特別区設置なんて考えてない、っていっている。
http://kiziosaka.seesaa.net/
http://www.47news.jp/CN/
これじゃぁ、神戸市長や兵庫県知事の名も挙げながら「関西の首長が次々「都構想賛成」を表明」とは言えんでしょう。
とはいえ、この手のネタのご判断はすべて皆様にお任せしますw
以上、ご紹介まで!