府県と市の「二重システム」は,先進国の常識です~残り17日|藤井 聡

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府県と市の「二重システム」は,先進国の常識です~残り17日

おはようございます、都構想住民投票まで、あと17日。

都構想を巡って玉石混合の様々な情報が飛び交っていますが、誠に残念ながら、当方の知人でもある高橋洋一氏の「俗論を撃つ!」で、完全な、事実誤認に基づく「俗論」が、正々堂々と論じられていました。

※ こちら → http://diamond.jp/articles/-/70878

(高橋氏との個人的関係はさておき)学術的な誤りは誤りと断罪せねばなりませんので、ここに公正中立に、批判申し上げます。

高橋市は、府と市の「二重システム」は、世界的な非常識で、それによって大阪が衰退している、という印象を与える論説を書かれていますが、それは完全なる、

事実誤認

であり、

不当な俗論

にしか過ぎません。

下記図をご覧ください。これは、地方自治がご専門で、世界の都市比較研究をなさっている立命館大学の村上教授が作られた図です。

ご覧のように、パリ、ミラノ、シカゴ、台北といった世界の主要都市はすべて、

市(基礎自治体)と府(広域自治体)

の二重システムで発展しているのです。

したがって、大阪のようなシステムこそが、世界のスタンダードであって、東京都の仕組みこそが、いびつなる、非常識なシステムだといわざるを得ないのです。

無論、いずれが真実であるのかを決めるのは高橋氏でも当方でもなく、一般の皆様方であります。。。。が、下記図の事実は事実なのです。
この事実を踏まえたとき、いずれが正当であるのかの判断は、自ずと決まってくるはずです。

是非、本日も理性的に「都構想を考え」て参りましょう!

府県と市の「二重システム」は,先進国の常識です.