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大阪都構想に賛成35%、反対44% 市民世論調査:朝日新聞デジタル

朝日新聞とABCの2月7・8日の世論調査結果です。

「賛成の35%に対して反対が44%で上回った」

一方で、

「実際に投票に行く可能性が高い「行くと思う」層では都構想に「賛成」が44%、「反対」が45%と拮抗(きっこう)している。」

とのことです。

特に興味深いのは、次の一点。

『特別区の区割り案は「知っている」が53%、「知らない」は43%だった。「知っている」と答えた人のうち、50%が「納得できない」』

。。。。全体の反対が半分以下(45%)なのに、「区割り」を知っている人の半数(50%)が「納得できない」と言っているということは(そして、「反対率」は「納得できない率」よりもおそらく高いだろうと想定できる以上は←なぜなら、区割りは複数の反対理由の一つにしか過ぎないから)。。。。特別区の区割り(五分割!)を知らない人よりも知っている人が、反対傾向が強いだろう、ということですね。

以上より、結論、

1)投票に行く人が増えれば増える程、反対する人が増える。
2)少なくとも現状においては、特別区の区割りという「事実」を知れば知るほどに、反対が増える(のでは?)。

という状況にある訳です。

いずれにしても、目をつむったまま、道路を横断しては大けがをし、時に命を落としてしまいます。賛成にせよ反対にせよ、しっかりと「事実」を知った上で、賛否判断が下されることが必要不可欠であると考えます。

現状におけるこうした大阪市民の皆様のご判断が、これからどうなるか…..それは偏に、マスメディアでの報道、そしてその根幹となる「言論」活動に他なりません。

これからも、公正な情報を、公衆の皆様に届ける言論活動を展開するつもりです。

皆さん、よろしくお願いいたします!

大阪都構想に賛成35%、反対44% 市民世論調査:朝日新聞デジタル