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賛成派が仕掛けるデマと誹謗中傷(違法行為の疑義あり)

今、大阪では都構想について大変に議論が論戦されています。

….が、下記のものは「論戦」における市民への貴重な情報提供なのでしょうか。

ちなみに、京土会というのは、京大の土木系の同窓会のこと(ですから当然、利権団体にはなれませんw) 卒業したり、教員として勤めれば「自動的」にメンバーになります。だから当方だけで無く、太田国交大臣や大石久和先生は、京土会。さらには現在経産省の中野剛志さんや維新の党の衆議院議員足立やすしさんも皆、京土会ですね。

そして、当方の先輩や後輩達はたくさん、大阪市にもいきました。彼らは、阪大や市大、神戸大の土木系の卒業生達と共に、20世紀後半からインフラ全般が大バッシングを受けながらも、ミナミやキタやアベノ、ベイエリアの天保山やUSJのまちづくりを支え、様々な防災対策を進めつつ、大阪の発展を支えてきました。

もちろん、メディア上では土木関係者、というだけですぐに「利権」だの「シロアリ」だのと不当な誹謗中傷が差し向けられ続けています。下記動画はもちろん、そうしたここ20年以上続けられてきた誹謗中傷の空気を踏襲しています。

そしてインフラ政策については、主として共産党や(平松氏を市長に推薦した)民主党などのいわゆる「左派」から徹底的な批判を受け続けてきました。例えば当方の『大阪都構想が日本を破壊する』の第三章で論じた「大大阪構想」については、いわゆる「左派」の方々は批判的な眼を差し向けています。

しかし、そうした論争を重ねるためにも、

「議論の場」

が確保されねばなりません。左右の対立やインフラの賛否の対立を踏まえた意思決定をするためには、「議論の場」が必要なのです。

ところが、今、都構想推進論者は、そうした「議論」を全て蔑ろにして、例えば下のような単なる印象操作、イメージ戦略だけで政治を動かそうとする傾向を色濃く持っています。
だから、インフラの有無について論争を始めるためにも、議論を使用とする者達は、議論を破壊しようとする者達と戦わねばならないのです。
それが、今、都構想を巡って、例えば自民と共産が共闘している最大の理由です。

つまりこの戦いは、もはや

「左右の戦い」

ではなく、

「上下の戦い」

なのです。

是非、下記動画を配信する人間の心とは、一体どのような心なのか….下記動画を見つめながら、一度想像してみてください。

そして、理性的な言論とは一体何なのかを、是非、思い出してみてください。
以上、ご紹介まで。

(※ 法曹界の皆様、もしおられましたら、お知らせください。下記のような誹謗中傷の動画配信は、法に触れるようなことはないのでしょうか…? もし触れるなら、その旨、動画配信者の方に、何らかの方で、どなたかお知らせいただけますと、大変ありがたく存じます)

youtube  https://www.youtube.com/watch?v=0hh89-_LsOc
ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm26230770