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「都構想」の投票日まで64日

大震災からちょうど四年、その機にあわせて今、仙台にて「国連世界防災会議」が開催されています。

「都構想」を巡る言論戦の第37日目、投票日まで64日となりました本日、仙台に参りまして、防災、強靭化、復興についての様々な議論に参加いたしております。

今朝は、審査のお手伝いを致しておりました「ジャパン・レジリエンス・アワード2014」の授賞式に出席いたしておりました。

今年の「グランプリ」は、和歌山県の田辺市の中学校での防災教育の取り組み、でした。この取り組みでは、授業の中で、地震、津波について、「稲村の火」の物語などを通して学ぶのみならず、地域の防災力を挙げるための実践も行う—という、是非、他の小中学校でも展開してもらいたい授業で、グランプリにふさわしい取り組みでした。
http://www.bosai-study.net/houkoku/plan16/gakushu.html

「都構想」の議論ではとかく「効率化」が重視されていますが、それは、多くの場合、南海トラフ地震等に対する「脆弱化」に直結します。

リスクが確実に存在することを見据えた時、どういう行政の仕組みが必要なのか、という強靭化の視点の重要性も是非、いろいろな方に気づきになって頂きたいと、改めて感じました。